町長コラム(2015年6月「山菜」)

2015年7月24日

「山菜」

 

今年の山菜採りは忙しかったと聞いた。平年は、雪解けが早い南向きの尾根からぜんまい採りが始まり、庭一面にぜんまいが干され、その後、庄内産のしどけ、あいこ、うど採りとなる。そして、10日前後遅れて最上の山菜の出番となり、庄内の人達も採り慣れた山に入り山菜を採る。更に、わらび、みず、ふき採りとなり、ある程度の期間があり楽しむことができたが、今年は、夏のような好天が連日となり、庄内で採れると3日後には最上でも採れ、一気に出揃い、収穫されたと聞いた。その後、山に行ってみると確かに遅出たぜんまいから10メートル程離れたところにわらびが出ていた、平年では見ることができないことであった。山菜採りの名人に聞くと、「一気に出たので採る方は一気に採る事できない。採り損ねてしまった山菜が多くあったのではないか。」なるほど山菜は、環境が整ったので出るべくして出たのだろうが、採る方は、一気に出ていることはわからないので採れなかったということになる。無理をしないで比較的楽に採れるわらび、ふき、みずで少しでも長く山菜を楽しみたいものである。