町長コラム(2015年9月「案山子」)

2015年8月24日

「案山子」

 

 

 8月末、2人で安楽城通って酒田に行く。稲穂が垂れ生育は順調のようであるが、豊作になっても手放しで喜べないのが稲作農家の現状で、それは、価格が低迷しているからである。大平を過ぎて平枝に入ると、左側の堰の50m程先で作業をしている人達がいた。地区の人達が、防災放送でカメムシ防除を流しているので除草でもしているのかな、と2人で話して行った。酒田で用事を済ませ、平枝に差し掛かると又、同じ所に人が集まって作業をしていた。13時過ぎだったので昼食も取らないで作業しているのかと思い、一生懸命やっていると2人で感心して帰ってきた。その後、会議の中で、「平枝の案山子がリアルに表現されており見る人を感動させている。」と聞いて「まさか?!」と思ったが、聞くとやはり同じ場所である。イヤー、何時ビックリしたか忘れたが、ともかくあれ以来である。季節に合わせ服装や位置が変わり、動きがあり、製作者の案山子たちに対する深い愛情が感じられると聞く。 私の目は節穴かと思い早速見に行ったら、まぎれもなく「案山子」であった。心が和む「案山子」に感謝する。