第4回真室川スタディツアー伝承野菜編(果菜類)

公開日 2020年12月24日

更新日 2021年07月12日

 

      

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「果菜類」とは

 「果菜(かさい)」とは、果実を主に食べる野菜のことです。

  例)マメ・キュウリ・ナス・カボチャ・トマトなど

 真室川の伝承野菜では、「勘次郎胡瓜」「今朝治郎胡瓜」「黒五葉」「大黒豆」「青黒」「青ばこ豆」「弥四郎ささぎ」「七夕白ささぎ」「在来金時豆」があります。

「勘次郎胡瓜」

 「勘次郎胡瓜」は、約130年前に、町内谷地の沢地区の姉崎勘次郎家に鮭川村から嫁いだ方が携えてきたものが始まりで、その姉崎家によって現在まで細々と守られてきた胡瓜です。

 特徴的な色に加え、ずんぐりとした形、柔らかく水分が多い食感も一般的なキュウリとは異なっており、キュウリ特有の青臭さやえぐみがほとんどなく、フルーツ感覚のキュウリとして主に生食に好まれています。

 平成20年度からは、町内の農家グループも栽培と小規模販売を開始しています。

勘次郎胡瓜について

 町内平岡地区で「勘次郎胡瓜」を栽培している、「工房ストロー」主宰、高橋伸一さんからお話をいただきます。

 → 「工房ストロー」ホームページ

「今朝治郎胡瓜」

「今朝治郎胡瓜」は、町内鏡沢地区を中心に栽培されているキュウリです。

 その外観は、長さ15cmほどのずんぐりとしたかたちで、濃緑色に白い縦すじが入っています。皮は固めですが、水分が多くみずみずしい食感です。

 約100年ほどまえに種をもらいうけてきた先祖の名前から「今朝治郎胡瓜」の名前がつけられました。

 

伝承豆

真室川の伝承野菜の中でも7品目を数える「伝承豆」。こちらも工房ストロー髙橋伸一さんにご紹介いただきます。

工房ストロー髙橋伸一さんは、伝承野菜に認定された品目だけでなく、様々な在来種の豆を育てています。

「黒五葉」

 葉が5枚あることから「黒五葉」というて名前がつけられました。(別名「いづつは豆」ともいう。)

 黒豆煮にするほか、若いうちに収穫して枝豆として食べても味がいい豆です。

「大黒豆」

 雁がかじったようなしわ模様が豆の中央に出ることから「雁食い」とも呼ばれます。

 黒五葉よりもひとまわり大きく、やや平たいのが特徴です。

「青黒」

 青大豆の一種ですが、ほかのものに比べ黒みがかっています。

 大豆の状態になっても緑色が濃く味がよく、きなこや節分の入り豆に適しています。

「青ばこ豆」

 青大豆の一種で、「青黒」よりも色が薄く黄緑がかっています。

 形もやや平たく、白っぽい模様が入るのが特徴です。

「弥四郎ささぎ」

 「弥四郎ささぎ」は、かつて町内全域で作られていましたが、戦後、市場性の高い市販の改良種に押され、姿を消しつつありました。このささぎは、町内川舟沢地区の佐藤弥四郎家に伝わってきたものです。

 完熟した種実が茶色なことから「茶ささぎ」とも呼ばれ、若実は柔らかで味がよく、完熟した種実も煮豆などで食べられます。

 つる性で、栽培には手柴やネットが必要ですが、5月と7月の2回播種することで、長期間の収穫が可能となります。

「七夕白ささぎ」

 隠元豆の一緒で、七夕のころに種を蒔きます。

 若実は柔らかくて香ばしく、成熟後の種実は皮が薄く煮豆にして特に美味となり、白あんにも適しています。

「在来金時豆」

 隠元豆の一種で、鮮やかな紅色が特徴です。

 町内全域で煮豆用に栽培されていますが、おふかし用に炊き込んだり、最近では、ゆでてサラダの彩りにも使用されています。

      

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